e-Taxのログイン方法
e-Taxにログインする方法は、マイナンバー方式とID・パスワード方式の2種類です。それぞれの内容について見てみましょう。
1.マイナンバーカード方式
マイナンバーを使ってe-Taxにログインする方法を、マイナンバーカード方式といいます。この方式を利用すると、16桁の数字からなる利用者識別番号とパスワードの管理が不要になるため、とても便利です。
また、事前に準備しなければならなかった電子証明書の登録も不要となります。ただし、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限(5年間)が過ぎた場合は、市区町村の窓口で電子証明書の更新手続きを行わなければなりません。
2.ID・パスワード方式
ID・パスワード方式は、確定申告書等作成コーナーを利用するときだけ利用できる方式です。しかし、この方式はあくまで暫定的な措置であるため、早めにマイナンバー方式に切り替えたほうが良いでしょう。
e-Taxのログインに必要なもの
e-Taxにログインするのに必要なものは、以下の通りです。
- マイナンバーカード
- 利用者識別番号
- 電子証明書
- ICカードリーダー
それぞれについて見てみましょう。
マイナンバーカード
マイナンバーカードは、個人番号制度に基づくカードであり、身分証明書としての役割や、行政手続きの簡略化、民間のオンラインサービス、健康保険証などとして利用可能です。ID・パスワード方式でe-Taxを使用する場合は必要ありません。
利用者識別番号
e-Taxの利用者識別番号は、日本の国税庁が提供する電子申告・納税システム(e-Tax)を利用する際に、自分を特定するために必要な16桁の番号です。マイナンバーカード方式の場合は、必要ありません。
この番号を取得し、e-Taxに登録することで、確定申告書の作成・提出や、各種税金の電子納税などを、自宅やオフィスからインターネットを通じて行うことができるようになります。
電子証明書
e-Taxでデータを送信する際、本人が作成したデータであり、改ざんされていないことを証明する必要があります。そのために使用しているものが電子証明書です。電子証明書もマイナンバーカード方式であれば不要です。
ICカードリーダー
ICカードリーダーは、マイナンバーカードを読み取るために必要な機器です。マイナンバーカード方式で手続きを行う場合、カードの読み取りに対応したスマートフォンがあれば、ICカードリーダーを用意する必要はありません。