現代のビジネスシーンでは、PDFファイルの取り扱いが日常茶飯事です。PDFファイルは便利なツールですが、エクセルに変換したり圧縮したりしたいと思うシーンも多いでしょう。
ここでは、PDFファイルをエクセルに変換できるさまざまなツールをご紹介します。
PDFをエクセルに変換する有料ツール
Adobe Acrobat Pro
Acrobat Proは、PDFファイルをエクセルに変換する際の代表的な有料ツールです。個人向けの料金は、月1,980 円(税込)となっています。(2024年4月現在)
Acrobat Proのメリットは、Adobeが提供する高度な技術により、PDFファイルのフォーマットやレイアウトを保ち、エクセルファイルに変換できる点です。さらに、複数の文書を1つのPDFに結合したり、PDFにオーディオやビデオを追加するといった高度な機能も利用できます。
デメリットは月額利用料金が高いため、コストを抑えたい個人ユーザーや小規模事業者にとっては負担になることです。また、豊富な機能を使いこなすのが難しいと感じるユーザーもいるかもしれません。
https://www.adobe.com/jp/acrobat/acrobat-pro.html(公式サイト)
Smallpdf
Smallpdfは、PDFをエクセルに変換する便利なオンラインツールです。個人向けの料金は、月1,350円(税込)となっています。(2024年4月現在)
Smallpdfのメリットは、使いやすさです。ウェブブラウザ上で利用できるため、ソフトウェアをインストールする必要がありません。パソコンやタブレットなど、さまざまなデバイスからPDFをエクセルに変換できます。ファイルをアップロードして数クリックするだけで、手軽に変換できるのも便利です。
デメリットは、オンラインツールのため大容量のファイルや複数のファイルを同時に変換すると、変換速度が遅くなる点です。Smallpdfは無料版であれば、1日に2回使用できます。使いごこちを試してから、有料会員になることをおすすめします。
https://smallpdf.com/jp(公式サイト)
PDFelement
PDFelementは、PDFの作成や変換、結合、圧縮などが出来るツールです。個人向けの料金は、標準版は5,980円(税込)、プロ版は9,980円(税込)です。(2024年4月現在)買い切りタイプのため、一度購入すると永続で利用できます。
PDFelementのメリットは、プロ版であればOCR光学文字認識機能が利用できる点です。OCR光学文字認識機能とは、画像を読み取りテキストに変換してくれる機能です。PDFファイルに画像が含まれていても、きちんとテキスト変換してくれます。
デメリットは、ソフトウェアをインストールしなければいけない点です。オンライン上のツールではないため、他のパソコンやタブレットで気軽に利用できません。2週間の無料試用版があるため、気になる方は一度試してから購入するとよいでしょう。
https://pdf.wondershare.jp/(公式サイト)