「東京海上日動」と一口にいっても、保険を扱う東京海上日動火災保険、上場会社の東京海上ホールディングス、生命保険を扱う東京海上日動あんしん生命、ネット型自動車保険の東京海上ダイレクトなど、複数の会社・サービスがあります。さらに、株価や配当、マイページ、401k、宇宙関連株式ファンドなど、確認したい内容によって見るべき情報も異なります。本記事では、2026年8月26日時点の公表情報をもとに、東京海上グループの違いから株式情報、保険の手続きまでまとめて整理します。

この記事の内容

  • 東京海上日動・東京海上ホールディングス・東京海上ダイレクトの違い
  • 東京海上ホールディングスの株価・配当・株式分割の最新情報
  • 株価の今後を見るときに確認したいポイント
  • 東京海上日動の自動車保険・火災保険・事故対応
  • マイページの登録・住所変更・解約などの手続き
  • 401k・宇宙関連株式ファンド・あんしん生命・関連会社について

まず整理したい「東京海上日動」と「東京海上ホールディングス」の違い

最初に押さえておきたいのは、株式市場に上場している会社と、保険を提供している会社は同じではないという点です。

東京海上ホールディングス株式会社は、東京海上グループを統括する保険持株会社です。証券コードは8766で、東京証券取引所プライム市場に上場しています。一方、一般の契約者が自動車保険や火災保険などで接する「東京海上日動」は、グループ会社である東京海上日動火災保険株式会社です。

  • 東京海上ホールディングス:グループ全体を統括する上場持株会社
  • 東京海上日動火災保険:自動車保険、火災保険、傷害保険などを扱う損害保険会社
  • 東京海上日動あんしん生命:医療保険、がん保険、死亡保険などを扱う生命保険会社
  • 東京海上ダイレクト:インターネットを中心に自動車保険などを提供するダイレクト損害保険会社

東京海上ダイレクトは旧イーデザイン損保

「東京海上ダイレクト」という名称は比較的新しいものです。イーデザイン損害保険株式会社は2025年10月1日に「東京海上ダイレクト損害保険株式会社」へ商号変更しました。東京海上ホールディングスが100%出資する会社で、東京海上グループ内の国内ダイレクト損害保険会社という位置付けです。

そのため、「東京海上日動」と「東京海上ダイレクト」は同じ東京海上グループですが、同一の保険会社ではありません。自動車保険を比較するときは、代理店型の商品なのか、ダイレクト型の商品なのかまで確認することが大切です。

東京海上の株価はどうなっている?2026年8月の最新状況

東京海上の株価として表示されるのは、東京海上ホールディングス(8766)の株価です。

2026年8月26日9時25分時点の株価は7,579円で、前日終値7,408円に対して171円高、2.31%の上昇となっていました。なお、株価は取引時間中に常に変動するため、この金額はあくまで同日時点の情報です。

また、2026年8月25日の夜間PTSでは23時58分時点で7,614円となっていました。PTSとは証券取引所を介さず株式を売買できる私設取引システムで、東京証券取引所の終値とは別の価格が形成されることがあります。

2026年8月25日に「1株を15株」にする株式分割を発表

足元の株価を見るうえで特に重要なのが、東京海上ホールディングスが2026年8月25日に発表した1株につき15株の株式分割です。

基準日は2026年9月30日、効力発生日は2026年10月1日とされています。単純化すると、分割前に1株を保有している場合は分割後に15株となり、理論上の1株価格は分割前のおよそ15分の1になります。

ただし、株式分割をしただけで保有資産の価値が15倍になるわけではありません。株数が15倍になる一方、理論上の1株価格も約15分の1になるためです。主な目的は、1単元を購入するために必要な金額を引き下げ、株式を売買しやすくすることにあります。

実は、今回の株式分割と同時に株主優待や配当に関する重要な発表も行われています。次のページでは、配当利回り・権利確定日・株価の今後を考えるポイントまで整理します。

株価を見るなら、8月25日に発表された「15分割」と株主還元策の内容を知っておくことが重要です。